【第3回】秋田市 平野政吉(ひらのまさきち)美術館

秋田を観光し 夕方ホテルに入った。

連れの友人は 歩き疲れて ホテルで休養をとったが ホテルの窓から見える千秋(せんしゅう)公園内に 美術館らしき建物があり 一人で散策した

秋田県立美術館とともに「平野政吉(ひらのまさきち)美術館」が同一の建物にあり 足をそちらに運んだ

財団法人平野政吉美術館

平野政吉美術館(秋田市)

 

 

洋画家 藤田嗣治 の作品が 主に展示されている

藤田嗣治さんは秋田県の生まれだったのかな?

と考えながら 左側の大きな部屋に向かう

 

 

 

 

入る前から 部屋の向う正面の壁に 絵が見える

部屋の中に近づくにつれ 視野が広くなっていくのだが大きな絵の左右の端がまだ見えない

部屋に入る直前で 横に長い壁画であることがわかった

「秋田の行事」

横20m 高さ3.6mの巨大壁画だ

残念ながら 撮影は禁止されていたので お見せできないが、5枚横につながる絵葉書はショップで購入できた

説明によると、秋田の「祭り」と「日常生活」が対照的に展開され

右半分には外町の総鎮守社日吉八幡神社の「山王祭」、太平山三吉神社の「梵天奉納」、外町の年中行事「竿燈」の最高潮を描いている

また 左半分には、外町を人が行きかう 冬の暮らしや遊ぶ子供たちが描かれ油井、米俵、木材、酒樽などの秋田の産業を表しているとのこと

祭りと日常風景の境界として描かれているのは、香炉木(こうろぎ)橋で地理の境と共に 奈良時代からの時間が流れ 香炉木橋の上で 秋田の時空が交差するということらしい

この作品が完成したのが1937年(昭和12)年。

その3年前に 秋田の資産家 平野政吉さんが 東京の展覧会で 藤田嗣治さんと出会い秋田に美術館設立の計画があり そこに飾るためにお願いしたらしい しかし その後 戦争に入っていった

「秋田の行事」の壁画は素晴らしい

しかし もうひとつ感動したのが この壁画の美術館が設立できたのが 1967年(昭和42年)、計画から40年後だったということ 平野政吉さんが40年 夢を追いかけていたということ

「青少年を豊かな人間に」と念願がかなって設立し 公開した翌年藤田嗣治さんが 没した

藤田嗣治さんは 平野政吉美術館を見たのだろうか

(注)秋田県立美術館、平野政吉美術館は平成25年に移転予定、公式HPで「秋田の行事」がご覧頂けます


当社GeneXus専用サイトはこちら 「はじめてのGeneXus」ご購入はこちら 「UWASA for Food」ウェブサイトはこちら 協業しませんか? ウイング フェイスブックページ ウイング・オルタナon
  • シェア