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2021.12.29 ウイングの文化

第4回ウイング大学 AIの未来(AIでできること)

11月24日、第4回ウイング大学が開催されました。

今回のテーマは、「AIの未来(AIでできること)」ということで、わくわくするおもしろそうな話題でした。

―AIってなぁに??

AIは、artificial intelligenceの頭文字をとった「人工知能」のことで、「人工知能」とは、知能のある機械のことです。

しかし、実際のAIの研究ではこのような機械を作る研究は行われていません。

AIは、本当に知能のある機械である強いAIと、知能があるようにも見える機械(人間の知的な活動の一部と同じようなことをする)弱いAIがあります。

AI研究のほとんどは弱いAIで、図のような研究分野があります。

―AIの活用事例

・画像認識①(文字→翻訳)

 Google Lens

 カメラで読みとったものを翻訳することができる

・画像認識②(手書き→テキスト化)

 Googleドキュメント

 手書きの画像を保存して、Googleドキュメントで開くとテキスト化される。

・音声認識(音声→テキスト化)

 Googleドキュメントで音声入力を選択すると、話したことが自動認識されテキスト化される。

ーウイングのAI活用事例

・AI交通量予測(決定木)

 過去の交通量のデータと天気のデータを元に未来の日付の交通量を予測する。

・AI視程障害(物体検出)

          (見通しが良いとき)                      (見通しが悪いとき)

見通しが良いときは、看板や車を高い数値で認識することができます。

見通しが悪いときは、看板の認識度が下がり、車を認識することができなくなっています。

写真のように積雪寒冷地の冬期道路での暴風雪による被害を減らすために使われています。

―シンギュラリティ(Singularity)とは?

現在は「技術的特異点」を指すことが多く、技術進化が進んだ先に待っている、これまでの社会とは常識が一変する転換点を意味しています。

この技術進化とは、具体的にはAI(人工知能)が人間の知能を超えるレベルまで発達することです。

そんなシンギュラリティは、2045年に到来すると予測されています。

これにより、人類しかできなかったことのほとんどがロボットや人工知能が行うようになり、人類のライフスタイルや社会は大きく変化するといわれています。

―講演を聞いてみて

今回の講演を聞いてみて、自分が知っているよりも多くのところでAIが使われていることがわかりました。

私自身、日々の生活の中で、この英語なんて読むのだろうと思い、文字を一文字ずつ入力して調べたことがよくありました。

AIの活用事例①のGoogleLensは、そんな時に使えるなと思ったので、今後使っていきたいと思いました!

ウイングではAIを活用した製品・サービスの開発を行っています。

ぜひ、一緒にAIで新たなサービスを創りませんか

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