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2021.09.09 ウイングの文化

ウイング大学 国家試験合格への道

―ウイング大学ってなに?

「ウイング大学」とは、2014年から開始された社内の勉強会のことです。

開発技術、業務ノウハウや管理手法など、直接仕事に関わる講義の他に、文章力アップやメンタルヘルス、資産運用術など、視野を拡げビジネスができる社会人となるために必要なことを学びましょう、という目的で開催されています。

当初は「勉強会」という一般的な名称でしたが、途中から「ウイング大学」というユニークな名称に変更しました。

ウイング大学では、社外の講師を招聘することもありますが、基本は社員が、自分のノウハウ、技術、特化していることでテーマを決め、講師を務めます。

新入社員が講師となって先輩に教えるということもあります。

就業時間内で1時間程度開催され、受講は自由参加です。

今年は月1回開催で、年間予定が組まれています。

―講師の紹介

今回のウイング大学は、8月25日、「国家試験合格への道(高度情報処理国家試験の勉強法)」というテーマで、執行役員 Low-Codeサービス推進室室長の高橋遼平さんに講義いただきました。

講師の高橋さんは、2018年に情報処理安全確保支援士、ITサービスマネージャ、2019年にプロジェクトマネージャ、2021年にITストラテジストの試験に合格していて、資格試験で得た知識、理論を業務にも活かし、当社のローコード事業の推進責任者として活躍しています。

―テーマ選定の理由

多くの高度情報処理国家試験に合格している高橋さんに、社員から「どうやって勉強しているの」「勉強のコツは」などの問い合わせがよくあり、それであれば、資格試験合格を目指している皆さんに少しでも役に立てればということで、今回のテーマとなりました。

オンラインで開催され、社員の約半数45名が参加しました。

―講演概要

 講義は、以下の内容で進められました。

  ・ウイングキャリアマップと情報処理国家試験の関連

  ・勉強を始めたきっかけ(動機付け)

  ・勉強(合格)することのメリット

  ・情報処理国家試験の区分とおすすめの試験

  ・試験概要の説明

  ・試験対策

  ・学習方法

講義資料(全25ページ)の一部を抜粋

―受講者の感想

(26歳 女性 東京オフィス勤務)

高度情報処理試験の各試験区分での勉強法を具体的に教示いただき、迷わず勉強法を実践することができそうだと感じました。

(27歳 男性 県央オフィス勤務)

ご自身の経験談や、試験合格に向けた具体的な勉強の進め方について、実際にこれまで数々の高度情報処理技術者試験を合格された方から直接お話を伺うことができ、非常に有意義な時間でした。

(27歳 女性 東京オフィス勤務)

自分のために資格勉強をすることで、良い循環が生まれやすくなることは素敵ですね。改めて、自分のために勉強する理由を見つける良いきっかけになりました。

(28歳 男性 新潟オフィス勤務)

最も勉強になったことは「動機付け」です。多少強引でも動機を作って行動することが必要であると感じました。

―終わりに

ブログを書いた私も、今回のウイング大学に参加しました。

仕事が多忙な中、計画的に勉強の時間をつくり、多くの高度情報処理国家試験を合格されているだけあって、説得力のある講義でした。さすがです!

講師の高橋さんは、勉強を始めるには「きっかけ」が必要であり、勉強を始めて継続させるためには「自分への動機づけ」が必要とおっしゃっていました。

受講された皆さんにとって、今回の講義が自己学習を始める「きっかけ」になったのではないでしょうか。

あとは継続させるための「自分への動機づけ」ですね。

講義でいろいろなヒントをいただきましたので、自分で適した動機付けを探して、学習を継続できるようになると、講師もきっと喜んでくれることでしょう。

次回のウイング大学は「開発プロジェクト実施計画の立て方」です。

ウイングは社員同士が教えあう、学びあう場を作ります。

成長していこうという意欲のある人に、ウイングの仲間になってほしいと思います。