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2022.03.17 ウイングの技術

プロジェクトの計画・実践を管理支援する業務テンプレートをつくってみました!

―継続的なPDCAが成功へ導く

皆さんはお仕事をするとき、計画どおりに進められていますか?

急な依頼やトラブルで計画どおりに進まない、なんてことはよくあることですね。

なぜ計画どおり進まなかったのか? どうやったら改善できるのか?

ということは、計画と実践自体が管理されていないと検証できません。

ウイングでは2021年12月、「Flexible Business Wareシリーズ」の一つとして、「FBWプロジェクト管理」をリリースしました。

FBWプロジェクト管理はFlexible Business Wareシリーズ3作目として、IT企業のシステム開発プロジェクトの計画策定やプロジェクトに参加するメンバーの管理を行うためのベース機能を備えたソフトウェアテンプレート製品です。

実を言うとウイングでも、従来はプロジェクトの管理にExcelを利用していました。

しかし、Excelでの管理では、

・ファイルを開かないと情報が確認できず、共有がしづらい。

・分析に必要な情報が適切に抽出できない。

・ファイルの管理が担当者毎になり、最新情報が把握できない。

といった問題が発生していました。

FBWプロジェクト管理は、ウイングでの課題解消をはじめとして、同業種や類似業態の企業の課題を解決できるのではないかと作ってみたのです。

―FBWプロジェクト管理の特徴

特徴は、ウイングで実際に運用している業務モデルをベースとして、システム化されています。

最大の利点は、FBWシリーズの特徴である自社業務にフィットするようなカスタマイズ(企業独自の項目追加や機能追加)が短納期、低コストで行えるということです。

実業務に即した機能や管理項目の構成、情報の参照ができるようになっていますので、そのままカスタマイズなしで利用して頂くこともできるんです。

FBWプロジェクト管理は、弊社が活用するローコード開発ツール「GeneXus」を使って構築していますので、内製化によって継続的に改善や機能拡張をして運用していただくとうれしいですね。

―FBW工数原価管理との連携もできます

計画には実行がつきもの!ということで、どのようにプロジェクトが進行しているか実績を管理する必要があります。

FBWプロジェクト管理では、実績を計画上に入力し管理していきますが、さらに、

この実績を別製品である「FBW工数原価管理」と連携することができます。

                   FBW工数原価管理 機能図

連携することで、プロジェクト参画メンバーが日々入力する作業実績データを元に、プロジェクトの予実管理をすることが可能となります。

ここまで行うと今後のプロジェクト計画や人材活用の分析に活用できますね。

―開発談話

FBWプロジェクト管理は、ウイング内で課題となっていたプロジェクト計画と実績の管理をシステム化するワーキングチームを結成し、若手社員が中心となって構築したシステムを進化させ、製品化しました。

身近な課題を解決するためのシステムを手軽に開発したり、運用しながら検証改善ができるのも、ローコード開発ツールの利便性です。

みなさんも、身近な課題やテーマで関係者全員で情報を共有し、作業できればもっと仕事が便利になるのにと思ったことはありませんか。

ウイングでは「もっと仕事を便利に」をテーマに、FBW製品を毎月商品化したり、企業のシステム導入や内製化のお手伝いをしています。

自分たちの業務をシステム化して便利にしたい!と思われたら、お気軽にお声がけください。

ローコードでここから始めよう!