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2021.03.15 ウイングの技術

新型コロナワクチン接種管理システムを作って発表しました!

3月5日に開催されたローコード開発コミュニティのイベントは、新型コロナウイルスワクチン接種がテーマとなりました。

ワクチン接種システムの想定されるデータモデルに沿って「新型コロナワクチン接種管理システム」を作り発表する、オンラインデモンストレーションが行われました。

―『GeneXus』と『MagicLogic』で参加

6社の企業が当日までにシステムを開発し、出来上がったシステムをオンライン上で説明しました。

ウイングからはローコード開発ツール『GeneXus』と、自社開発ノーコード開発ツール『MagicLogic』で参加しました。

当日の視聴者は170人超。オンライン開催のおかげもあり、多くの方に集まってもらうことが出来ました。

―開発期間はたったの4日!

データテーブル数は12個。

画面数はGeneXusが19個、MagicLogicが22個作成されました。

今回のイベントは、企画自体が1か月ほど前に立ち上がり、各社同じデータモデルでやろうと決まり、そのデータモデルが送られてきたのが3月1日(イベントの4日前!)ということで、非常に短期間での開発となりました。

GeneXusの発表担当は新卒入社3年目の若手エンジニア阿部さん、MagicLogicの発表担当はベテランの山内部長という選抜で臨みました。

(若手エンジニア阿部さんの記事はこちら!下記リンクから併せてご覧ください。)

―発表を終えて今の感想は?

>阿部さん

こういったイベントで発表する経験が生まれて初めてだったので、緊張と焦りと不安でいっぱいでした。

今は一仕事終えた達成感と、言いたいことは最低限言えたかなと、ちょっと満足しています。

ただ、思ったより時間が余ってしまって、プレゼンの構成や時間の配分、特にシステム開発の流れについてもっと細かく説明すれば良かったと反省しています。

(GeneXusを発表した阿部さん)

>山内部長

阿部さんの発表がかなり早く終わったため、その時間の枠も活用しなければと、話す内容を追加しつつ考えながら話していたので、たいへん疲れました。

(MagicLogicを発表した山内部長)

―開発はどのくらい時間がかかりましたか?工夫した点は?

>阿部さん

データモデルの理解、業務の理解、構想で1日、システム実装開発で2日程度を要しました。

接種日程に割り当てられた派遣要員、接種申請者を参照できる機能を工夫しました。

開発前にイメージしていた画面、機能が実装できたかなと考えています。

(GeneXus開発画面)
(GeneXusシステム画面)

>山内部長

システム全体の構想と、工夫したERD(データの構造や関係を記述するための構造モデル)を造るのに半日位使いました。

MagicLogicはノーコード開発なので設定だけでシステムが生成されます。

設定に要した時間は3時間ぐらいです。

できるだけ原本ERDを壊さないような業務エントリー画面になるように意識しました。

割とイメージしたものができたのではないかと考えています。

(MagicLogic開発画面)
(MagicLogicシステム画面)

―ローコード開発、ノーコード開発のメリット

機能追加や変更が容易に行える柔軟性の高いシステムを、素早く作ることが出来たのは、ローコード開発・ノーコード開発の力です。

ウイングではローコード開発ツール『GeneXus』で17年の開発・販売実績があります。

自社開発のノーコード開発ツール『MagicLogic』は第31回中小企業優秀新技術・新製品賞ソフトウェア部門「優良賞」を受賞しました。

気になった方はぜひ、下記リンクをご覧ください。

※GeneXus(ウイング)の詳細、イベント情報はこちらから