DXデジタルトランスフォーメーションへの取り組み

■AI分析

地吹雪等による視程障害発生把握の実証研究

道路交通情報(画像)や気象情報(風速、気温など)の情報をAIで分析することにより、視程障害が発生していることが把握できるかの実証研究に参加しています。

AIで自動的に分析/判断することにより、将来的に随時監視しているオペレータの作業軽減や、道路利用者への各種情報発信による事故防止・注意喚起を行うサービスの提供を想定しています。
また、AI画像分析による渋滞状況の把握や交通量の把握にも応用できるように研究を重ねています。

■デジタルノギス

デジタル計測値収集・管理の作業効率向上の実証実験

製造業において、製品や部品の製造工程のうち、検査工程で計測する作業のミスや時間を軽減します。実際の実証実験では、6.9%の作業時間軽減につながりました。
ノギスやコンベックス(メジャー)で検査・計測する製造業へ展開可能です。

■スマートグラス

スマートグラス利用による仲卸業務改善の実証実験

対人との会話、やり取りの情報(動画、音声)を自動的に認識し、伝票情報を自動でデータ化することにより、伝票入力作業の軽減や、入力ミス、記載漏れなどを無くします。
また、記録された動画、音声データ(テキスト)は、サーバーで蓄積され、伝票情報と紐づけることにより、トレーサビリティ情報として活用できます。
音声から伝票を起こすケースの業務への活用範囲も拡がります。

■トレーサビリティ

ビーコン利用による仕掛品トレサビサービス

ビーコンとスマートフォンを利用し、製造業の製造過程における仕掛品の位置情報を把握することにより、リアルタイムの作業工程の把握、及び現品がどこにあるかを探す手間を省くことにより、作業者の負担を軽減します。
製造における工程管理や仕掛品、冶具・工具などの所在が把握しづらい状況の解決策として展開が可能です。
クラウドの情報をお客様と共有することにより、現在、物がどの工程で作業されており、あとどのくらいで出荷されるかも分かるようになります。結果として電話等の問い合わせ対応の時間削減にもつながります。